わたしの好きな、あの「お米」
私と、妻の実家はお互いの兼業農家をしております。
その為、農繁期になるとお手伝いに行きます。
ざっくり農家のイベント事を書きます。
1:種まき(4月頭前後)
昔は、種まきして、芽が出るまで時間がかかりましたが、現在は育苗機と呼ばれる機械に入れます。
種籾自体も、種まき前までに少し暖かいお湯が循環するような機械で発芽しやすい状態にして、箱に撒いて行きます。
ほぼ、機械化されたので人が頑張るのは重くなった箱を育苗機に入れる所がメインとなります。
育苗機で、発芽促進し発芽したあとは、ハウスに持って行き成長させます。
2:田植え(G.W.)
私の住んでいる地域では、G.W.中位に田植えを行います。
田植え機械でバチバチと植えて行きます。
私のお仕事は、苗運びで田んぼと実家を行き来しながら、苗を持ってきます。
ちょっとしんどいのは、田んぼのあぜ道が急斜面な所だと苗を機械に乗せる所まで持っていくのが大変です。良くその傾斜から滑っています。
この時の楽しみは、休憩時に外で飲むコーヒーとちょっとしたお菓子です。
いつも肉体労働をしないので余計に外で飲む缶コーヒー最高です。
3:稲刈り(9月~10月)
稲刈りも機械で行うので早いです。
私の出番は、隅っこ刈りです。機械ではどうしても四隅をキレイに刈ることが出来ないので、人が先に刈っておきます。そうすることで、機械が旋回する場所の確保にも繋がります。隅っこ刈りした稲は、同じ機械で停止させて回収します。
4:乾燥&籾摺り、選別、袋入れ
刈り取った米は、まだ水分を含んでいる為、乾燥機に一晩かけます。
翌日には、乾燥しているので、籾摺り、選別、袋入れしていきます。
乾燥機から全て連動しているので便利なのですが、籾摺りをするため、かなりゴミが発生して、鼻穴まっくろになります。その後、袋入れした米は、JAへ出荷という流れです。
私の実家はまだ、稲刈りが終わっていませんが、妻の所は終わり既に新米を食べさせて頂きました。
やっぱり新米の香りの良さが最高です。
ひとめぼれという品種の米ですが、宮城ではだて正夢をおしています。
ぜひ皆さん新米の香りを楽しんで下さい!!!